Season9-8 ボーダーライン

Season09

細かいことが気になる女が、相棒を見て思ったことを好き勝手に書いています。
今回は、Season9-8 ボーダーラインの感想です!

あらすじはこちら↓
https://douga.tv-asahi.co.jp/program/16839-24233/24240?auto=t

このエピソードをまとめると

相棒史に残る「鬱回」

このエピソード、相棒史上最強の鬱回ということでよろしいでしょうか。
同じく櫻井武晴さん脚本のSeason10-4ライフラインこそが史上最強の鬱回だという方もいるかもしれません。

何はともあれ、鬱回なんですよ(; ・`ω・´)
初めて見る方は覚悟して見てほしい( ;˘ω˘)

ワーキング・プアは、これまでの相棒でも何回か描かれてきた題材です。
例えば、Season7-3沈黙のカナリアでもワーキング・プアが描かれましたが、このときはあくまでも、エピソードの小道具のような位置づけでした。
しかし、このエピソードでは、ワーキング・プアが真正面から描かれます。
この社会問題を主軸とし、一切の逃げ場なく、救いもなく、厳しい現実が描かれ、突きつけられます。
見るのに本当にエネルギーがいります(´・ω・`)
しかし、この救いのなさがリアルでもある。
そういう点では、社会派ミステリー・相棒の真骨頂ともいえるかもしれません(・∀・)

個人的ポイント

2回目が見られなかったエピソード

私はこのエピソード、1回目を地上波の放送で、リアルタイムで見ました。
その後、2回目がどうしても見られませんでした

新型コロナが流行していた時期に時間ができて、相棒をPreseasonから全て見直したのですが、このエピソードだけは、あえて飛ばして見ませんでした

なぜかというと、初めて見たときの恐怖が忘れられなかったからです(´・ω・`)

私がこのエピソードを初めて見たのは、就職活動を控えた大学生の頃。
当時の私にとって、このエピソードで描かれた内容は身近すぎました。

何を隠そう私、平成元年生まれでして。
バブル崩壊とほぼ同時期に生まれ、生まれてこのかた、景気が良かったことがない女子大生でした。
未来は明るい、明日があると言われながら育ったものの、いざ自分が社会に出るまであと少しという頃になって、世間はワープア、派遣切り、リーマンショックと穏やかでない。
どうやら未来は明るくなさそうだと薄々感じつつも、時間は待ってくれない。

「あれ?私もこの人(被害者)みたいになるんじゃない?」

そう気づいてしまったときのあの恐怖、今思い出しても泣きそうです(´;ω;`)

そんな背景もあり、完全に個人的トラウマ回になっていたこのエピソード。
今回、この感想を書くために意を決して「2回目」に挑戦しました( ・`ω・´)
結果としては、結末が分かっていたからなのか、初回ほどの衝撃もなく、意外とすんなり見ることができました。
が、やっぱり見るだけで疲弊するエピソードであることに変わりはありませんね(-_-;)

3回目は……見ないかな(;´∀`)

誰も悪くないはずなのにみんなが少しずつ悪い気がする

今回のエピソードには、明らかに違法行為を働いている人も出てきましたが、被害者と接した人々のほとんどは、法に触れるような「悪いこと」はしていません。

しかし私には、市役所の担当者も、試食販売の人も、みんな少しずつ、うっすら「悪い」ように思えます(´・ω・`)

神戸くんは皮肉っぽく、しかしはっきりと、「これで誰に殺されたのか分かりましたね」と言いました。私にも、少しの自己保身、少しの冷たさ、そいうものが少しずつ積み重なって、被害者の絶望的な最期が引き起こされたように思えます。

でも、誰も責めることはできないんですよね。
誰も「悪いこと」はしていないんです(´・ω・`)
ただ同時に、誰かが手を差し伸べていたら、被害者はあんなふうに死ななくてもよかったかもしれないという可能性も捨てきれません。

救えた可能性があるのに、救えなかった責任を誰にも問うことができないこのもどかしさ。
これこそが、このエピソードの後味の悪さの正体なのかもしれません。

おわりに

以上、Season9-8 ボーダーライン の感想でした。

意を決して書いてみたこの感想、どうだったでしょうか(;´∀`)
共感してくださった方はきっと同年代でしょう(笑)
皆さんの感想もぜひ聞きたいです!

それでは、次回もまたよろしくお願いします(●´ω`●)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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